L-39 ジェット戦闘機体験飛行ツアーリポート 竹内様 ③

2019年10月30日 L-39フライト飛行前ブリーフィング

L-39 ジェット戦闘機体験飛行ツアーリポート 竹内様 ③

予定してなかったYak-52、T-28トロージャン、スピットファイアとの出会いで興奮も冷めやらぬまま、飛行ブリーフィングを行う為にオフィスに戻ってきました。

ブリーフィングでは、

  • 搭乗するL-39Cアルバトロスの性能や経歴
  • フライト全般、飛行ルートや空域
  • 予定しているエアロバティクス
  • 飛行中のコミュニケーション
  • 緊急時の脱出手順等
  • 誓約書への署名

について細かく説明が行われます。(←日本人ガイドが通訳をします。)

ちなみに竹内様が搭乗するL-39Cは、ウクライナ空軍の将校クラスが通勤に使用していたそうです。さすがに毎日ではなくて、月曜日に自宅→軍、金曜日に軍→自宅ということだったらしいです。それと、この訓練機として運用されているL-39C(C=cvičný or cvičná スロヴェキア語で練習または訓練)にも、23mm機関砲を装備できるようになっていたり、主翼下には対空ミサイル搭載用のパイロンも取り付けられるようになっているらしい。実際、この機体はウクライナではフル装備だったそうです。通勤途中に戦闘に・・・なんて、ウクライナならなくもない?!

チェコ軍のL-39ZA
パイロットのスティーブがブリスベン国際空港周辺のチャートを見ながら飛行ルートや空域について説明しています。

今日のブリスベンは東海上に中心のある高気圧の後面に入っていることもあって海からの風が強く、海岸部にある空域は雲量多く雲底も低い(BKN030)ということもあり、内陸部でエアロバティクスを実施することになりました。

模型を使って今日行うエアロバティクスについて説明するスティーブ。

それでは今日のエアロバティクスのメニューをご覧くださいませw

  • スローターン
  • スティープターン
  • ループ
  • バレルロール
  • エルロンロール
  • フォーポイントロール
  • キューバンエイト

上記エアロバティクスで身体にかかる荷重は最大瞬間で+5G~-1Gとなっています。+5Gと聞くと、えぇ〜となりますが、あくまで瞬間的にかかる数字でこのGがかかり続けるわけではありません。

よくお客様から「初めてで5Gとかで飛ぶと気絶したりしませんか?」と聞かれますが、離陸していきなり5Gの荷重をかけるような機動はしません。基本的に2Gくらいのソフトなものから段階を踏んで機動を行います。

マニューバが終わる度に、パイロットから「Are you ok?」と聞かれますので、この段階で撃沈であれば「No, I'm not ok.」と答えれば、ゆるめの遊覧飛行に切り替えてくれます。行けるところまで行きたい!というチャレンジャーは、「Yes! I'm OK!!」と叫びましょう。(笑)

コクピット内の計器やレバー等について説明中。ちなみに赤いレバーは射出座席のレバーで民間で使用する機体からは外されている場合がほとんどです。

ブリーフィング終了後、質疑応答の時間がありますので分からない事があればこの時に必ず確認することが大事です。

さぁ、いよいよ搭乗です。

空にあがる男達という感じでしょうかw いや、でも背中からは緊張感が十分に伝わってきますね。

それでは続きはまた次回。

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